30代の恋愛

大人の女性が結婚相手に求める条件は量より質!見直すべき条件とは?

 

あなたはどんな人とお付き合いしたいですか?
どんな人と結婚したいですか?

今現在、独身で婚活や恋愛をしている女性なら、一度は彼氏や結婚相手の条件を考えたことがあるはず。

でも現実は、いくら出会いの場に行っても条件に見合う人はいないし、イイなと思う男性は大体結婚してるか彼女がいるのが世の常。

しかも、徐々に婚活が副業みたいになってくるし、周りが結婚していくと相談する相手も居なくなり八方塞がり。表面では楽しいふりして生活してるけど、内心は孤独感と焦りでいっぱいです。

頼りになるはずのGoogle先生でさえも「のんびりしている暇はない」「もっと焦るべき」「選べる立場じゃない」「ライバルは20代」と辛辣な言葉ばかり。いったい私はどうすれば幸せになるのか。もはやお手上げの人も多いのではないでしょうか。

実は、アラサーで婚活や恋愛を始めると、大半の女性がこの壁にぶち当たります。

そして、一人で頑張れば頑張るほど迷走してしまい、挙句「誰でもイイから結婚して幸せになりたい」と思いがち。

かく言う私も、20代後半から30代の間で見事にこの流れに乗り、32歳で「結婚できるなら誰でもイイ」と思っていました。しかし、実際のところ「誰でもイイ」なんて1ミリも思っていなかったので、結局、誰と出会っても結婚どころかお付き合いするにも至らなかったのです。

では何がいけなかったのか。

実はみんな、いらない条件をたくさん持ちすぎているんです。そして、良かれと思って作り上げたその条件リストが、実はあなたを苦しめているのです。

 

今の条件をすべて捨てて必要なものを選びなおす

今すぐやめた方がいいフィルタリングの恐ろしさ

目標や条件を決めるということは、同時に着地する場所を決めるということです。

これ、実社会ではとても大切なことですが、人との出会いではあまり良いこととは言えません。選択肢に幅を持てなくなるので、視野が狭くなって条件外の人が目に入らなくなるからです。

「条件に合う人が現れるまで妥協しちゃダメ!」

「条件さえしっかり持っていれば、いつかピッタリの人が出てくるから!」

と婚活の場ではよく言われまが、結構危険な考え方なんです。

なぜかというと、人との出会いって、会ったその日にフィルタリングするようなことではないからです。

これが許されるのは、結婚相談所とお見合いだけ。なぜなら、そこには二人の間にお互いの人間性を把握している第三者がいるからです。

なので、婚活パーティーやコンパでこれをやるのは自爆行為です。自ら失敗しにいっているのです。

そして、条件で相手をフィルタリングしすぎると、「惜しい人」や「80点の人」が視界に入らなくなります。ということは、ドンピシャな人が現れた時はソッコーで動けますが、そうでなければ永遠にGoサインは出せなくなります。

なので、”出会った瞬間から” 条件を掲げてふるいにかけるのはやめましょう。

 

あなたにとって本当に大切な条件を知る方法

では、どうしたらいいか。

一番手っ取り早いのは、今抱えている条件をいったん全部捨てて、本当に必要な条件とそうでない条件の選び直すのです。

これは、迷走している人ほど効果があります。

何が必要で何が不要かわからないなら、いったん全部やめて捨てて忘れる!それが一番。何をどう選んでイイかわからない人も、まず全部手放してください。

そして、完全にフラットな状態になって、もう一度男性と出会う時間を作ってください。お金も、将来も、結婚も、恋愛も、何も考えないで、ただただ、ニュートラルに異性と接する。小学校の同級生と話すような感覚で。そして、しばらくしたら振り返ってみます。

自分がどんな時に何を感じたのかを思い返してください。

  • あなたがうそ偽りなく笑顔になれたとき
  • あなたが居心地がいいと感じたとき
  • あなたが子供のように心の底から楽しめたとき
  • あなたが遠慮も背伸びもしなかったとき
  • あなたが違和感を感じたとき

主語はもちろんアナタです。相手ではありません。アナタです。

迷走しているということは、あなた自身が「本当は何が欲しいのか」を見失っている状態なのです。だからまず、感覚的にそれを取り戻す必要があります。相手のことや家族のこと、友達の旦那や彼氏のこと、結婚への焦りなど全部忘れてください。アナタがアナタのために感じる感情。それだけを考えてください。

そして、それが分かったら、必ず条件に追加しましょう。

なぜなら、それこそが、あなたに一番必要な条件だからです。

 

自分の幸せを相手に委ねるような条件は捨てよ

①にも繋がりますが、アナタの条件は誰のためのものかよく考えてみてください。

女性って恋をすると母性がとても強くなるので、いったん好きになると多少辛いことがあっても相手に尽くせちゃうんです。でも、そういう女性にこそ気をつけて欲しいのが、自分の幸せを相手に委ねてしまうことです。

どういうことかというと、例えば条件を聞かれたとき、

「お互いを尊重して明るく楽しい家庭を築きたい」と抽象度200%なことしか出てこなかったり、逆に、早く結婚したいのにも、「結婚はいずれしたいけど、男性のタイミングに合わせます」と言ってみたり。

要は、自分軸ではなく他人軸、好きな人軸で物事を考えてしまっているのです。

これぞ依存街道まっしぐら。「彼のことが大好きだから彼のためならなんでもできる。彼も私を頼ってくれてるし、きっと最終的には私を選んでくれるはず。だから今は多少辛くても彼のために頑張るの!」というスタンス。

まさに過去の私。結果はご覧の通り(笑)

これがお互い持ちつ持たれつならいいんです。依存し合っているのでお互い様です。でも男性がこの状態を利用していると、女性がただ苦汁をなめるだけになるのです。

何が間違っているか、もうお分かりですよね。

あなたは、相手にアレしてコレしてと言われればその通りにし、待てと言われれば待ち、好きだと言われればそれを信じ、不快な思いをさせたら即謝る。これは、女性が一番やってはいけないことです。

なぜなら、あなたの条件はあなたを幸せにするものであって、相手に幸せになってもらうものではないからです。

なので、抽象的で主体性のない条件のせいで相手に振り回されているのなら、即刻やめましょう。大切なのは相手の意思や感情ではなく、あなたの意思と感情です。

 

ほとんどの条件は単なるオプションでしかない

最後はとってもシンプルです。

あなたが掲げている条件のほとんどは、あなたを幸せにする本質的なものではなくて、単なるオプションでしかないという事実です。しかし、多くの女性がそのオプションにこそ価値があると無意識に思い込んでいるのです。

例えば婚約者が年収700万で安定した一流企業に勤めているとします。その会社は未来永劫潰れませんか?婚約者はリストラされませんか?将来ロボットに取って代わられる仕事ではありませんか?

または、相手の実家が会社経営しているとします。その会社に不良債権はありませんか?事業に将来性はありますか?彼が借金を背負う可能性はゼロですか?

はたまた、自慢したくなるほど文武両道でルックスもいい彼、将来ハゲませんか?太りませんか?浮気の心配はありませんか?

極端なことも書きましたが、

要するに、未来のことなど誰にもわからないし、変わらないものなどこの世には無い、ということです。

だからもし、目に見えてわかりやすい条件ばかり掲げているなら、その価値は良くも悪くも常に変動するものだと理解しましょう。そして、悪くなった時にこそ、あなたがたの真価が問われるのです。

そして、それこそが二人の本質であり、本当に価値のある部分なのです。

また、どうしても物質的な条件は外せないという方は、ぜひ逆を想像してみてください。

年収400万円以上、大企業で正社員、有名大学か女子大卒、家事が得意で、メイクやネイルも余念なし、育ちが良くて、質の良い物を大切にできる女性、それ以外は却下。と、意中の男性に言われたら。

あなたが本質的な良さを持っているのと同じく、男性も本質的にいい人はいっぱいいるのです。

 

まとめ

ということで、彼氏が欲しい、結婚したいと思っているなら、今すぐ条件を見直して質を上げましょう。

ポイントは3つ。

  1. いったん全部やめてフラットな気持ちで男性と接して、自分に必要な感覚に気づく。
  2. 抽象的、依存的、他力本願な思考はやめて、自分の欲求と嗜好を知る。
  3. オプションレベルの条件はすべて却下。不要です。

あなたを幸せにしてくれるのは、条件に見合った男性ではありません。あなた自身です。

 

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